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ライターKababon(旅行、旅行業、舞台芸術);旅と舞台(主にバレエ、音楽)についての覚え書き

「地震」に対する意識と地震大国・日本のできること

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依然、死者、行方不明者など1万数千人規模で被害が出ている。
未曾有の災害であるにはいうも及ばず、プーケットの被害者の80%が外国人観光客というのは、これは世界の旅行業界にとってもリゾートの危機管理や災害認識・対策を改めて講じざるを得ない数字ではなかろうか。

日本のような国に住んでいると地震津波はある意味「隣人」みたいなもの。
「ある日突然やってくるもの」という意識がどこかにあるし「地震津波」という警戒意識が自然、働く。

でも今回のタイは地震にはあまり縁のない国。
津波の警戒、という意識もなかったようだし防災システムそのものがなかったという。
欧州のメル友にこの前の新潟の地震の話をしたところで、やはりピンと来ていない。
「“地震”というコトバは知ってるし、地震のニュースも見たが、経験がないから実感がわかない」といわれた。
環境によってこうも違うものかと、カルチャーショックのようなものを感じた。

だから「“地震”を知らない」国の人たちに対して危機管理を云々とは強く言えない気がする。

ただ。
ビーチリゾートのホテルというのは大抵海沿い。
プールも「海とプールが一体に見える造り」が主流。
つまり標高100メートル近い丘の上はともかく、海に近ければ近いほど、今回のように津波が襲った場合、危険度が高くなる、ということだ。
今回TVのニュースでペナンのホテルのプールを津波が襲う映像が流れているが、それがまさに一例かと思う。
そして地震を知らない国であれ、リゾートとしてビジネスをしている以上、ありとあらゆる危機管理というものが想定されてしかるべきなのかと思った。

とはいえ。
地震」という意識がない人たちにそうしたものに対する防災体制を問うのは難しい話しだろうし、日本側だってまさかタイで地震地震による津波があるとは思ってはいなかっただろう。
でも「地震津波」に対する防災・セキュリティを、地震大国がアドバイスはできる部分ってあるのではなかろうか。
またこうした災害が起こらないとは誰にも言えない。
ビーチリゾートには、こうした危機管理システムが必要なのではないかと、今回の件で改めて思ったのだが……。


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