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ライターKababon(旅行、旅行業、舞台芸術);旅と舞台(主にバレエ、音楽)についての覚え書き

自分の身は自分で守るしかない


「被災、そのとき」:バンコクでの一時滞在(2) 【スマトラ沖地震 タイ関連】

旅行会社勤務の人や添乗員さんから「海外で何かあったとき、大使館ほどあてにならないものはない」「大使館を頼るな」という話を聞くことがある。

ある知人の話。
奥さんの実家・メキシコでクリスマス休暇をメキシコで過ごすため、先に帰郷した奥さん・子どもの後を追い、仕事を片付け単身アメリカからメキシコへ入国する予定だった。
が、不幸にもアメリカで盗難に会ってしまい、パスポートを紛失してしまった。
そのため日本大使館……というか駐在事務所に行ったところ
「今、休暇中ですから休みが明けてから来てください」と言われたという。
「家族がいるからメキシコに行かなければならない」といっても「ダメだ」の一点張り。
途方にくれて、メキシコ大使館に行き事情を話したところ、メキシコ大使館員が一時措置的な入国許可証を発行してくれ、メキシコでパスポートを再発行してもらったという。

全ての大使館がそうだとは言わないが。
でもそんなような話をいろいろ聞くなかで、イラクの人質事件の経過や様子を見ていると、やはり「日本は日本人を守らない国なのだなぁ」と、私は思わざるを得ない。

だからこそ、海外旅行では「自分の身は自分で守る」はもう当然。
というか、自分の命。
「誰かがなんとかしてくれる」なんて、他人に預ける方がおかしい、とも思います。
とはいえ、では何のための大使館なんだろう、という疑問も拭えません。
いくら自分の身は自分で守るといったって、どんなに注意してても100%確実はありえない。
それにパスポートの再発行は当然ですが、自分ではできませんから……。