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ライターKababon(旅行、旅行業、舞台芸術);旅と舞台(主にバレエ、音楽)についての覚え書き

新国立「ローラン・プティのコッペリア」:泣かせるコメディ

初日取り損ねて15日に見ました。
ラカッラ&ピエール。
Dr.コッペリウスがボニーノ。
小嶋さん、足ダメですか~。・゚・(ノД`)・゚・。

音楽がまずこれはいいんですよね、ドリーブ。
フランスの手回しオルガンで始まる序曲は、なんか「天井桟敷の人々」の世界で、もうすでに私はこの段階でやられてしまいます(^_^;)
いや、「天井桟敷……」大好き!!
コッペリア」が作られた時代と「天井桟敷……」の時代ってそういえば何気にかぶっているなぁ。

それはともかく。
ラカッラ、日本初登場。
いや、カワイイよラカッラ!
足裁きは軽快だし腕の表情は豊かだし。
ピエールとともにマルセイユにいたそうなので、ローラン・プティのこのフレンチテイスト溢れる踊りは何度も踊っているのでしょうが。

とにかく振り付けといい何から何までフランスの小粋なコケティッシュキッチュな魅力でいっぱい。
マイムの多いバレエではありますが、アメリカみたいなオーバーアクションとは違う、やっぱりフランス的。
フランス、いいわ~やっぱり。
ああ、また行きたくなってきた。

コメディでありながら、最後にやり切れないわびしさ、悲しさを感じさせるところも、やっぱりフランス的。
Dr.コッペリウスがダンディでステキなオジサマなだけに、余計ナミダをそそります。
バレエのステキなオジサマ、といえばやっぱり「くるみ……」のドロッセルマイヤーですが、Dr.コッペリウスもいいな~。

さて、今回は後日あのマリインスキーの王子様、サラファーノフも登場!
これも見に行く予定ですが……どんなフランツを演じてくれるんでしょう。
このめちゃくちゃキッチュでフランスのモダンテイスト溢れるバレエを、正統派ロシアのマリインスキーの、しかもノーブルなプリンスがどう踊るのか。
とっても楽しみです(^▽^)