arT’vel -Review- : art × Travel/旅×アート レビュー

ライターKababon(旅行、旅行業、舞台芸術);旅と舞台(主にバレエ、音楽)についての覚え書き

コート・ダ・ジュール2010(1):アンティーブ・ジュアン・レ・パン

コート・ダ・ジュールに来ています。
ニース空港から最初の取材地はアンティーブ・ジュアン・レ・パン。
アンティーブのはずれにある地中海を臨むリゾート地です。



着いたら雨で寒かったんですが、昼過ぎから日が差しコート・ダ・ジュールらしい太陽が出てきました。
でも風があって寒い。
東京よりあったかいと思って、そのつもりの服を持ってきたんですが、当てが外れたかも(-"-)

やはりこの辺は夏のリゾート地ということで、店もあまり開いてない。
町自体がとても小さくて、私のような方向音痴でも地図なしで1時間も歩けば全部回れるほどです。
街並みはヤシとか生えててコート・ダ・ジュールらしいんですが。

なんか閑散とした感じがあるのですが、でもある意味アンティーブ・ジュアン・レ・パンの人たちの生活が見えるのは、こういうシーズンオフの時期でもあります。

たとえば公園でペタンクに興じるおじいちゃんたちを発見。

絵に描いたフランスの風景の一つですよ。
ペタンクはフランスを代表する伝統的な遊びで、ルールーはビー玉みたいなもんです。
中心になる球を投げ、その球に向かって鉄球を放り、中心球に一番近い人が勝ちという、なんかカーリングみたいな感じもします。
リゾート地とか田舎に行くと時々見られるし、暇さえあればやっているとはよく聞きますが、町中の公園であからさまにやっているのは初めて見ました。

写真を撮ってたら、おじいちゃんが「いい記念になったね」だって。
通りすがりのおばあちゃんは「今日は何て寒いんでしょう!ねぇ!」とか気軽に声掛けてくるし、フランスの田舎というか地方都市はまあ、居心地がいいですよ、パリとは違った意味で。
人が気さく。
旅行者ならではの居心地の良さ、と言いましょうか。

実は到着した途端にとんでもない大失態をしでかし、やはり町の気さくな人に助けてもらったのですが、それは帰ってから(^_^;)
いやもう、馬鹿なもんで。