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ライターKababon(旅行、旅行業、舞台芸術);旅と舞台(主にバレエ、音楽)についての覚え書き

スマトラ沖地震1周年:1年後のプーケット

タイで津波から1周年を前に追悼集会

あの地震から1年たちました。
先日、1年ぶりにプーケットへ行ってきました。
今年12月上旬のプーケット
ところどころまだ工事のあとはあるものの、ご覧の通り、平常通りの観光風景です。
店も多少変わったものの、パトンビーチには外国人観光客もたくさん日光浴をしていました。
彼らがいかにこの地を立て直そうかと必死にやってきたのかを考えさせられます。

そんななか。
パトンビーチのメインストリートにある「サヴォイ・シーフード」のレストラン。
お間抜けな顔をしたキュートなエビやカニ、魚などの石像が並んでいるので印象に残っていたのですが。
今回も行ってみたところ、石造がご覧の通り真っ白く、復活してまたキュートな顔を並べていました。
何だか微笑ましくなって眺めていたところ。
真っ白な、真新しい石像に混じって、隅っこに灰色に汚れて手の折れたカニの姿……。
あの津波を乗り越え“生き残った”カニ君でしょうか。
真新しい石像と、津波前の石像。
敢えてこの手の折れたカニを壊さずに、さりげなく並べておくところに、あの津波のすさまじい被害と、被災者、そしてプーケットの人たちの復興への決意が見えるようでちょっと目頭が熱くなりました。

とはいえ、カオラックやクラビーなどは未だ復興が遅れているという話も聞きます。
被災者の心の傷など立ち直るまでには長い時間がかかるのかもしれません。
観光の町・プーケットが一番元気になる特効薬は「大勢のお客さんに来てもらうこと」だと、みんな口をそろえます。
立ち直ろうと頑張る姿、ぜひ見に行ってあげてください。