arT’vel -Review- : art × Travel/旅×アート レビュー

ライターKababon(旅行、旅行業、舞台芸術);旅と舞台(主にバレエ、音楽)についての覚え書き

2008-01-01から1年間の記事一覧

クロ・スロ・ハン(4):スロヴェニア/リュブリャナの待降節(アドヴェント)

今回訪れたスロヴェニアのリュブリャナは国土面積は四国ほど、人口200万人という国の首都です。初めてだったのですが、実は憧れの、というか一度行きたいと切望していた町。バロックとアールヌーヴォーの建物が並ぶそれはそれは美しいところでした。何よりこ…

クロ・スロ・ハン番外編:帰国はしたけど荷物なし

ようやく戻りました。帰国はスロヴェニアのルブリャナアウトだったのですが、乗り継ぎ場所のコネクティングタイムが1時間しかない。大丈夫かよ…と思っていたら案の定ルブリャナで30分遅れの出発(+_+)経由地で待ち構えていた係りのお兄ちゃんが運転する車…

クロ・スロ・ハン(3):クロアチア/生々しきオシイェック

遅ればせながら、クロ・スロ・ハン、つまり今回はクロアチア、スロヴェニア、ハンガリーの周遊です。パンノニア平原エリアといいますか、ハンガリーのブダペストから南のペーチを経て、ハンガリー・クロアチア国境地帯のオシイェックを経由しザグレブに入り…

クロ・スロ・ハン冬(2):クロアチア/17人の小村スタラ・カペラ

クロアチアの首都・ザグレブから車で1時間半ほどのところにある村、スタラ・カペラ。人口17人という小さな村で、昔ながらの建物が残り「民俗村」として今売り出し中です。100年ほど前に使われていた家や家畜小屋などを整備して、昔のままの家具を入れ、レス…

ハンガリー冬(1):ブダペストのクリスマスマーケット

気温6度。なかなか過ごしやすい冬のハンガリーです。さて。冬の欧州の風物詩といえばクリスマスマーケット。ハンガリーのブダペストでも冬になると市内のあちこちにツリーが飾られ、クリスマスマーケットには手作り風のぬくもりが感じられるオーナメントなど…

フィジー(4):フィジーの11月&12月

常夏フィジーの11月&12月の旬はマンゴーだそうです。なんと熟れ熟れのマンゴーひと山1フィジードル!!これ一皿で約58円ですよ!!日本だと安くたって3個で1000円はするというのに…!!しかもこれが路上のいたるところで売っています。すごい~(+_+)おばあ…

フィジー(3):ヤサワ島でお魚と遊ぶ

すっかり人種が変わるほどに焼けました。あまり焼いちゃいけないのですが、私はとてつもなく焼けやすい体質で、どんなにケアしたって焼けるのです。モウアキラメタワ。リゾートに来てUV手袋も日傘ってのもどうよ…って( ゚д゚)ハッ!そうか!? この日焼けが、ひょ…

フィジー(2):フィジアン・マジックの国

フィジーと言えばラグビー。この国で一番有名かつ人気のあるスポーツはラグビーだそうです、やはり。英国の植民地だったこともありますが、やはりニュージーランドやオーストラリアが近いため、共通の文化を持つのでしょうか。学校の校庭には普通にラグビー…

フィジー(1):さらば、エアパシ

フィジーに来ています。が、フィジーのフラッグキャリア、エアパシことエア・パシフィックが来年3月で日本から撤退します。このニュースを聞いたのが取材出発の4日前。エアパシ&観光局主催による取材のブリーフィングでフラッグキャリアの撤退のニュースを…

新国立劇場「アラジン」:オリエンタルのごった煮

「千夜一夜物語」で一番有名であろう「アラジンと魔法のランプ」。どうもこの主人公のアラジンは、欧州では中国人なのだとか。プログラムによると、「アラジン」は「くるみ割り人形」と並んでクリスマスで上演される人気芝居の一つで、中国人の格好をして出…

タイ・イサーン:コラートでタイの「ジャンヌ・ダルク」に会う

タイの味覚が忘れられず、ナムプラーとトウガラシで炒め物作って、目玉焼きご飯にしようと思ったら、油ハネで火傷してしまいました_| ̄|〇かなりでっかい水ぶくれを作ってしまい、思いっきりヘコんでます(T_T)で、今回はイサーンに出向いたのですが、いつ…

タイ:平穏無事なバンコクより帰国

いつもながら突然ですが、タイから帰国しました(^_^;)いや、今回はバンコクおよび東北地方「イサーン」がメインだったのですが、スケジュールがギチギチで全然時間がないうえ、ネット環境も今ひとつで滞在中のブログ更新ができませんでした。出発前日にバン…

香港(2):ハーゲンダッツ&スタバの月餅

そう言えば9月、ということでそろそろ中華文化圏は中秋のシーズンでした。九龍半島のスターフェリー乗り場付近には中秋のイルミネーションが灯っています。町の菓子屋やレストランの店先には当然ながら月餅が並んでいます。 いわゆるあんこが詰まってずっし…

香港(1):10年ぶりに香港

いきなりですが香港におります。香港自体は3度目ですが、実に10年ぶり以上(^_^;)最初が啓徳空港時代、2度目は香港空港ができた頃で、その時は返還前でした。あのビルに突っ込みそうな啓徳空港時代を知っているかどうかで大きく世代が分かれる昨今となりまし…

ハンガリー(4)ブダペスト:滂沱なドナウの夜景

今日は一日ブダペスト&最終日です。終日雨の予報だったのですが晴れ間も見え、バラトン湖で雹が降ったことを思うと上々の出来でした。締めにナイトクルーズに行ったのですが。いやぁもう、夜景が美しすぎました。滂沱、滂沱、滂沱です(T_T)薄暮の時間からラ…

ハンガリー(3)ブダペスト:ひまわり畑と西瓜後日談

昨日からブダペストに入っております。やっぱりキレイな街です(*^_^*)今日はブダペスト郊外へ出て行きましたが、夏の風物詩、ひまわり畑もキレイです。郊外を少し車で走るといろいろなところで見られます。ブダペストは世紀末の香りも漂う、「ドナウの真珠」…

ハンガリー(2)バラトン湖:路上で西瓜売り

バラトン湖周辺を車で走っていてよく見かけるのが西瓜売りのスタンドです。今までいろいろ欧州を見てきましたが、夏に西瓜を売っている欧州の国というのは初めて見ました。中国やシルクロード諸国なんかではよく見るのですが。そう言えばホテルの朝ごはんブ…

ハンガリー(1)バラトン湖:お天気フルコース

いきなりハンガリーのバラトン湖におります。お天気が大変(@_@)到着から2日間は最高37度の暑さだったのですが、今日のバラトン湖は朝から風雨、雹、雷&稲光、晴とまあ目まぐるしいこと。もうお天気フルコースという感じです。ってか、雨風はともかく、雹っ…

フランス(3)ヴェルサイユ:陛下のテーマパークは今日も大変な人で…

ずいぶんと間が開きました(^_^;)フランスもといパリ訪問で、今回初めて訪れたのがかのヴェルサイユ宮殿です。「いつか行けるだろう、今回じゃなくていいや」…と思いつつ、全然行けていませんでした。やはり行かねば!と思って行かなければだめなのだわ。ヴェ…

フランス(2):日本料理店&ゲームショップ増殖中。ついでにポケモンGET(^_^;)

「パリには日本料理店とヲタクショップが非常に増えている」ずいぶん、もう何年も前から日本のニュースや知人からも聞いていたのですが、やはり目に見えて増えていました、日本料理店とゲームショップが…(^_^;)やっぱり世界に対する日本文化&産業の最後の砦…

フランス(1)パリ:言わなきゃ話せないフランス語…(T_T)

フランスより先日帰国しました。疲れた…(@_@)今回は田舎取材で、その件は後ほどで。前後泊がパリでしたので、とりあえずその話を。実際のところ、とてもとても久々のフランス…というか、パリでした。ここ最近は越境して地方都市巡りが主だったので、パリから…

ウィーン(7)パパ・ハイドン:コツコツと没後200周年

「息子たちよ。このパパ・ハイドンのいるところに不幸は起こらないのだよ」これは来年2009年のウィーンの主役、ハイドン先生が死に瀕した時に語った言葉です。時は1809年5月31日。欧州で大暴れしていたナポレオンがウィーンを包囲し、どっかんどっかんと大砲…

ウィーン(6)音楽の家:さすが音楽の都!

ずいぶんと間が空いてしまいました(^_^;)GW前の修羅場、ちょっと一息モードなのでウィーンの続きを。やっぱりこれだけは書いておかないと、という音楽の話題が2つあります。「さすが音楽の都!」と感心させられた「音楽の家(Haus der Musik)」と、2009年に…

ウィーン(5)カフェ:日本の「ウィンナコーヒー」は「フランチェスカーナ」

「グロッサー・シュワルツァー」これは私が「グーテンモルゲン」「ダンケシェーン」に続いて覚えたドイツ語です。意味は「ブラックコーヒー」。ウィーンのお楽しみの一つにカフェがありますが、とにかくさすがカフェ発祥の地。コーヒーと一口に言っても、い…

ウィーン(4)カールス教会:天井にまします精霊

ウィーンよりあっという間の帰国。現地でピタリと治まっていた花粉症が、帰国したとたんに復活しました(@_@)しかも行く前よりひどくなってる感じ…。で、ウィーンルポの続きです。今回はカールス教会での、またとないスリリングな、しかし滅多に見られないも…

ウィーン(3):ウィンナ・ワイン

本日は気温9度。ウィーンの4月は特に気候が変わりやすく、今日もよく晴れている…と思ったら、夕方突然大雨、そのあとまた晴れだけど気温はすっかりさがって3度くらいという感じ。とにかく天気はめちゃめちゃ変わりやすく、こんなの誰にも読めません(^_^;)「…

ウィーン(2):フォルクスオパーで字幕付きオペレッタ

ウィーン到着17度、翌日19度(@_@)その翌日は11度&雨。なんとも季節の変わり目は極端です。先日はフォルクスオパーでオペレッタ見物でした。題材が庶民的で3時間程度と短いのがオペレッタ。格調高く延々と長いのがオペラですか、おおざっぱに言えば。フォル…

ウィーン(1):入墺は椿三十郎とともに

ウィーンにおります。たった4泊6日ですが(T_T) 取材の悲しさ。飛行機は当然ながらオーストリア航空(OS)さん。OSは個人的にとても好きな航空会社です。飯もかなり美味い方だし、サービスもいいし。欧州へ行く時は極力OS利用です。でも、やはり噂のサーチャ…

セルビア、コソボ、バルカン…

コソボの独立宣言が出ました。思い出すのはとある仕事でセルビアをはじめ、旧ユーゴなど中・東欧諸国のデータ記事をまとめていた時のこと。いよいよ終了目前というまさにその時に、セルビア・モンテネグロが“離婚”して、一部記事を作り直すことになりました…

韓国ソウル:65歳以上はお得です

帰国後、実家に電話かけたら、めずらしく父親から韓国のことをいろいろ聞かれました。そういえば仏像とか寺院が好きなオヤジゆえ、どうもかの国の仏像とかお寺とか、慶州の文化遺産も見たいようです。確かに以前国立博物館に行った折、純百済系の半跏思惟像…