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ライターKababon(旅行、旅行業、舞台芸術);旅と舞台(主にバレエ、音楽)についての覚え書き

フランス(3)ヴェルサイユ:陛下のテーマパークは今日も大変な人で…

ずいぶんと間が開きました(^_^;)

フランスもといパリ訪問で、今回初めて訪れたのがかのヴェルサイユ宮殿です。
「いつか行けるだろう、今回じゃなくていいや」…と思いつつ、全然行けていませんでした。
やはり行かねば!と思って行かなければだめなのだわ。

ヴェルサイユはパリの郊外。
SNCF国鉄)かRERで30~40分ほどです。
1789年のフランス革命の折、パリのおかみさんたちが「パンよこせ!」とヴェルサイユに行進したといいますが。
馬など乗って行くわけでもないですから、いや結構な距離を怒りに燃えて歩いて行ったんだなぁ…。

ヴェルサイユ到着は11時頃でした。
が。

驚いたのが人…というか観光客の多さ!
入場チケットを買うのに長蛇の列。


さすがフランス屈指の観光地であり世界遺産であり、また世界的歴史の大舞台。
ヴェルサイユといえばオスカル様、アンドレ…と、まるで気分はロザリー的に即座に連想してしまう、思いっきりベルばら世代の私としては(^_^;)
「今日、ヴェルサイユは大変な人ですこと…」などと、つい呟きながら行列に並んでたりするわけです。

小一時間で、ようやく入場チケット入手(@_@)
夏場は3時間待ちもある、という噂を以前耳にしたことがありますが、いや、おそらくそれは事実でありましょう。
これで宮殿に入るのにさらに2時間くらい待ちそうな行列だったので、まずは庭を見ることにしました。

ちなみに入園料は1日券25ユーロ。
宮殿・アントワネットのプチ・トリアノン、庭園が見られます。
宮殿だけ、プチ・トリアノンだけという、それぞれの券もありますが、せっかくなら全部見よう。
「でも…高いよ…」と思っていたのですが、いやどうしてどうして。

甘く見てました私。

何と言っても、ここは世界の王侯貴族羨望のヴェルサイユ
1日たっぷり歩きまわってへとへとになる規模です。
ルイ14世が賓客を案内するために回ったコース」を追おうと思ったのですが、とてもじゃないけどそれだけで日が暮れそう(@_@)
というか全部徒歩なんて、そりゃ無理だ…と早々にギブアップする広大さです。

アントワネット様のプチ・トリアノンだって、一角にちょこんとあるのかと思いきや……いや、確かに一角なんですが、規模が違う。


灯台に農夫小屋に水車小屋、「ベルベデーレ」と故郷の名を付けた音楽堂に、フェルゼンと逢引きしたであろうあずま屋、岩屋…。
いわば「女王陛下のテーマパーク」です。

あずま屋へ続く「愛の小道」をぽくぽく歩いていると、いつの間にか「あ~い~~、それは~~せつなく~~♪」など宝塚のあのお歌が頭に浮かんでくる自分がイヤだわ…(T_T)

でも、この模倣農村のプチ・トリアノンを散策していると、贅の限りをつくした散財王妃ですが、「この人、本当にフランスの宮殿生活が嫌いで嫌いでしょうがなかったんだなぁ…」と、なんだかしみじみ思うわけです。
でも、それと革命…というか、庶民の怒り爆発とは別ですけどね。

とてつもなく広大なヴェエルサイユの中ほどにはレンタサイクルがあります。
いやいや、ホント自転車に乗りたくなる規模ですよ。

というわけで、宮殿内部はまた後ほど。