arT’vel -Review- : art × Travel/旅×アート レビュー

ライターKababon(旅行、旅行業、舞台芸術);旅と舞台(主にバレエ、音楽)についての覚え書き

2009-01-01から1年間の記事一覧

サイパン2009(2):サイパンダとの遭遇

サイパンダ。今年10歳になる、両親はサイとパンダという「なんだこりゃ?」なキャラクター。意味は「サイ+パンダ」「サイパンだ!」。今年日本で開かれた「ゆるキャラサミット」には唯一海外から参加したとか。日本人観光客が8割以上を占めるサイパンのPRを…

サイパン2009(1):ひょっとして最後のNW便

サイパンに行ってきました。こんな仕事をしていながら、実はサイパン初上陸(^_^;)でも近いですね、やはり。成田からたったの3時間半。「一番近い海外の南の島」というのも頷けるというか苦肉の策と言うか…。「一番近い南の島」だったら沖縄で十分だものな。…

ハンガリー革命記念日に:欧州は国境を取り払って考えるべし

今日はハンガリーの革命および共和国宣言記念日です。それに先立つ昨日22日、大使館で記念パーティーが開かれ、お呼ばれして出かけてまいりました。こちらは大使のご挨拶。日本・ハンガリーの修好140周年に当たります。ハンガリーの革命記念日とは1956年に起…

羽田か成田か:全て後手後手

今回イタリア取材に行く際に例によって京成のライナーを利用したところ、日暮里のライナー発着ホームが驚くほどにきれいになっていました。あのホームから落ちそうな、サラリーマンもスーツケースもいっしょくたのくそ狭い駅。「東京の玄関口の一つ」とはこ…

イタリア2009(1):期待は100%裏切らない

イタリアです。ローマで予定外の宿泊をして、アンコーナに入りました。予定外の宿泊というのは、つまり飛行機の遅延です。結局成田発便が2時間以上も遅れたために、乗り継ぎに間に合わなかったわけで。成田に言わせれば「イタリアからの到着便が遅れた」とい…

ランス(4):ランス美術館 ~チャンスは逃すな!~

全然ベルギーネタをアップしてませんが諸所の事情によりまだ先で(^_^;)街歩きをしていて通りがかったランス美術館(Musee des Beaux-Arts)。パリでもフランスの町でも文化財や歴史施設には大抵こういう看板が立っているのでどんなものか見てみると!おお! …

ランス(3):オタク万歳

涼しくなったランスから帰国したらこっちも台風で寒かった…(+_+)出発前にバレエ漬けでコジョカルのかわいらしさにサラ(SFCロマサガ3)だアイシャ(SFCロマサガ1)だのを思い出していた矢先に、今回の最終目的地がランス。同名の街が――しかも「聖王のありが…

ランス(2):フジタ礼拝堂 ~猫と一緒に眠りたい~

どうもベルギーからフランスに入ったら日差しは強いのに風が冷たく、長袖をはおっていないと肌寒い。裸足にサンダルでは足先も冷たく、ホテルの部屋でもハダカでうろついていると寒くて風邪をひきそうです。秋はすぐそこ…という感じの欧州。早いなぁ…。で。…

ランス(1):“微笑みの天使”に地団駄

ベルギーの更新をロクにしないうちにフランスに入ってしまいました(^_^;)今滞在しているのはランスです。ど早朝からブリュージュを出発し、ベルギーのゲント経由で北仏の都市リールに入りTGV東線でランスへ。ゲント発リール・フランダース行の列車は国境の町…

ベルギー(1):ベルギー、EU、フランドル

ベルギーです。着いて何日か経つのですが、ようやくインターネットフリーのホテルに入れました。どうもホテルのネット料金は無駄に高く、でもネットカフェを探す間もない相変わらずの過密スケジュールです。最初に訪れたのは首都ブリュッセル。EUの首都、フ…

お台場ガンダム:見れば燃えます

ここのところメチャメチャ忙しく、書いても書いても締め切りが無くならない…ありがたいことに(T_T)感謝です。ありがとう、編集部の皆さま…!!なもんで、とっくに行っていたのに全然アップする間がなかったお台場ガンダム。ええ、見に行ってしまいました(^_^…

皆既日食2009:日食+ガンダム→多少は豚のリカバリー?

日食に沸いた今日一日。東京では0.75と皆既とは程遠い部分日食であるうえ、すっかり雨だったので、TVで見ました。TVとはいえかなりの臨場感が伝わり(特に硫黄島の解説委員さん、プロですなぁ)、こりゃあ確かに現地にいたら相当に、間違いなく感動するだろ…

ポケモン映画2009:来年は日本を舞台にヨロシク!?

毎夏恒例のポケモン映画を姪っ子共にお付き合いしてもらって見てきました。映画の感想等はこちらに置いておくとして。今回のポケモン映画の舞台はギリシアのメテオラ。どんなところかはギリシア政観さんのサイトに詳しくありますが、平たく言ってしまえばと…

タイ:Welcome Japanese!とネガティブ・ジャパニーズ

タイから戻ってまいりました(^_^;)いや、現地でアップしようかと思ったのですが、今回はどうもホテルのインターネットが高すぎるうえ、外(ネットカフェ)でやろうにもUSBを忘れたため原稿の持ち出しができませなんだ。いや失敗失敗。というわけで。まずは「…

旅立ち前に:マスク・パニックとバイキン日本人??

豚インフルの騒ぎもようやく沈静化しつつあるような気配のなか、明日からバンコク出張です。いやまったく、あのマスク騒ぎは日本人のパニック気質をいまさらながら改めて感じさせてくれました。まるでいつぞやのオイルショックのときの便所紙騒動が蘇ります…

台北(1):ゼロ・リセットで猫カフェ

台北に来ています。今回はほぼプライベートの旅。「たまには自分の旅行がしたい!!」と思い、たまたまこの時期に飛行機とって設定していたのですが、実にいいタイミングでした。というのも前回のパリ帰国後に神経痛だのヘルニア直前だのと言われて仕事に対…

パリ(3):オーヴェル・シュル・オワーズは週末に

パリではなく、近郊の町ですがオーベル・シュル・オワーズ(Auvers-sur-Oise)へ行ってきました。週末だったので運良くパリ北駅からTransilienの直通電車が出ており、約30分程度で到着。あの大都市パリからたった30分であっという間に田舎です。ここは印象派が…

パリ(1):フランスで花見

パリに来ています。が、明日帰国です(@_@)もうパリに来てから1週間になるのですが、今回はブログ更新するどころか、ブログ用の原稿を書く余裕も気力もないほどに疲れました(T_T)いやぁ、ハードだった…。唯一のシアワセは、ぽっかり空いたフリータイムにうま…

ウィーン:とてつもなく居心地のよい街

「ウィーンってなんか敷居が高い感じがする」ここのとこ、そういう言葉をよく聞きます。えっ!?そうなの!?そんなお高い感じがするんですか?「伝統とかにウルさそうだし、華麗すぎる雰囲気があって…」いやいやとんでもない!これはちょっとウィーンの弁明…

オーストリア・ザルツブルク(3):元祖・モーツァルトチョコレート

引き続き、モーツァルトとチョコレートの話題をば。有名なオーストリア土産のひとつ「モーツァルト・チョコ」の話です。「モーツァルト・チョコ」というとオーストリア土産の代表のひとつです。モーツァルトのカラーの肖像画が入った金紙に包まれたまん丸い…

オーストリア・ザルツブルク(2):伝統銘菓「おっぱいチョコ」

いや、いきなりですが、まあ、そのものズヴァリ(↑)(^_^;)英名の正式名称は「Venus' Nipple(ビーナスの乳首)」です。お店のご主人・リゴーさん(↓)もうれしそうに日本語で「チクビィ~~ チョコッ!」と言って持ってきてくれました。キュートなご主人で…

オーストリア・ザルツブルク(1):ハプスブルグとは別物のオーストリア

ザルツブルクに入りました。雪ですがなんともキレイです。欧米の雪国を訪れたことは何度もありますが、雪景色でこんなに美しい!と思ったところはそう多くありません。なんとも情緒があります。ドイツ語スペルはSalzbourgで、ドイツ語の標準発音なら「ザルツ…

オーストリア・ウィーン(2):シェーンブルンで“モーツァルトを探せ”!

ウィーンの見どころの一つ、シェーンブルン宮殿。ハプスブルグ家の夏の離宮です。が、意外と多いのが神童モーツァルトの絵でして、肖像画や群衆図の中にさりげに混じっているのです。彼が活躍したのは今なお「オーストリアの母」として、最高の尊敬を集めて…

オーストリア・ウィーン(1):快晴の冬

ウィーンに到着して数日過ぎています。欧州の冬と言えばどんより曇り空で最高気温がマイナスなど、とにかく重くて寒い、というのがこれまでの経験なんですが、今回のウィーンは初日こそ雨に降られたものの、その後はピーカン。何度も冬にウィーンに来ており…

築地の観光再開:告知すべき日本の文化・マナー

築地市場のマグロ競り見学を再開 外国人にマナー周知外国人観光客のマナーの悪さのため、中止されていた築地市場のせり市観光が再開になったとか。何はともあれ、「観光資源としての築地」という価値・位置が無視できないほどに高まっている証拠でしょう。お…