南アフリカ(1):テーブルマウンテンにいたぷりちぃな奴
ケープタウンのシンボル、テーブルマウンテンは3億5000万年前の海底が隆起してできた山だそうで。
縞々の3億5000万年前の地層が目の前に迫ってくるという、なんとも地球の力と雄大さを感じる山です。
運が良ければ登れる山に、今回は予定通り一発で登れたのはラッキー。
そして山頂にはこんな子がいました。
ぷりちい。
ロックダッシーというのだそうです。
のんきな子で、寄ってもぼーっと寝てます。
ネズミみたいに見えます。
でも。
なんと!
ゾウ科の動物なのだそうですガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
こんなにちっちゃいのに!
ゾウ科ゆえに、足の裏は象のように平らで、肉球もないって。
いや、動物の進化ってどうなっているんでしょう。
しかもテーブルマウンテンの植生、この「テーブルマウンテン」の固有種だけで2000種以上。
これは英国全土の固有種の数より多いのだとか。
不思議の国、ワンダーランドな南アフリカ。
欧州やアジア、アメリカとか、主な旅行地に行き尽くした人が、それでも新たな驚きや発見で感動する、というのも頷けます。
いや、想像していないこと、していなかったことなんかが次々と目の前に現れ、ほんとに興味深いです。
そして朝、ダーバンでインド洋を見て、夕方にはケープマウンテンの上から大西洋を見ています。
3億5000万年前の地球の雄大な営みに思いをはせ、大西洋を眺めている人間をよそに、ちっこい体のゾウ科のこのロックダッシー君は、雄大な景色の中で、べちゃーっととろけるように日光浴してました(^_^;)
雄大だ。