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ライターKababon(旅行、旅行業、舞台芸術);旅と舞台(主にバレエ、音楽)についての覚え書き

松代(1):ジュサブローの真田信之は激イケメン

 

長野市松城町、真田信之の「聖地」、行ってまいりましたが!

最初に訪れた真田宝物館に、予想外のジュサブロー作、真田信之人形があってもう、そこでまず頭がショートしました(笑)

しかもその信之人形、激絶イケメンなんですよ!
見てよ!

 

 

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このスラリとした立ち姿。
残された胴丸や鎧などから、真田信之は身長185cmはあったのでは、と推測されていますが、戦国時代の185cmってもう、巨人族の部類じゃね??

人形は昔むかーし、NHK人形劇「真田十勇士」で使われたもので、番組終了後、信之縁の松代町・真田宝物館に寄贈されました。
松代は信之が二代目徳川秀忠のイジメによる国替えで初代となって治めた藩で、真田的にしぶとく10代に渡り明治維新まで存続し、今なお14代目がいるという町です。


ジュサブロー人形に戻ります。
お兄さま、顔も凛々しいです。
知的で時代や戦場の風と空気を読む、ゲリラ戦の名手であり、かつ国主でもある器を備えた顔です。

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そのゲリラ戦の戦っぷりに、敗走させられた当の家康本人も、家康四天王の本多忠勝も惚れ込み、信之に本多の娘を嫁がせたわけですから、人望も相当あったでしょう。
伝えられているところによると、信之の性格は温和で冷静。
その性格・人望もまた、関ヶ原以後、父と弟が敵方となっても生き続けられた要因の一つと思われます。

で、185cmのイケメンです(くどいw)
しかも得意技はゲリラ戦だよ。
萌えずにどうする。

どあっぷ。

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正面から時代を見据え、己の立場を見据え、己の信念を見据え、父・弟と袂を分かち東軍に付くことで、これから大いに被るであろう荒波をも覚悟したかのようにも見える目です。

とにかくこの信之人形、見た瞬間「あああああ、まさに信之だぁ…・゚・(つД`)・゚・ 」と思いましたよ。
ジュサブローさん、「信之」という人物をしっかり真正面から捉えてくれています、ホント。
素晴らしいです。
さすがジュサブロー!
しかもコレ、どうしたってジュサブロー的イケメンですわよ。
かっこよすぎて泣けてくるわ。

ちなみに父ちゃん・昌幸と弟・幸村人形は、何故かセットで広島県三次市の「みよし本通り人形館」にあるそうです。

写真もないし遥かはるーーーーーか遠い記憶に頼るしかないのですが、父ちゃん人形はしたたか系の顔で、幸村は「中肉中背で、実はパッとしない」という伝書はともかく、どちらかといえば丸顔の熱血系一本気な顔だったかと。
幸村は「崖っぷち土壇場一発巨大打ち上げ花火」みたいで、これはこれで面白いんですが。
いずれにしても、松代で兄ちゃん一人で寂しいだろうから、ぜひジュサブローさんに嫁の小松姫も作っていただいて、隣に並べていただきたいもんです(切実)。

父ちゃんや弟に比べて一般的には地味な印象の兄貴ですけど、これは池波正太郎先生も「信之は文武はもちろん、君主としての器も、弟・幸村はもとより、父・昌幸も凌ぐ器量の持ち主であった」的なことを書いておられますが、ホントにそう思います。

何よりね。
戦国時代とか幕末とか、あるいは源平末期にしても、こうした価値観も変わっていく難しい時代だからこそ、時代や世の流れをしっかり捉えて、なおかつ己の信念いうか“芯念”をピシっとぶらさずに生き延びた人こそスゴイと、私は思うのです。

時代の空気を読めない討ち死には、やっぱりかっこ良くない。
イケてないです。
そんなもんに美学など感じないし、それを美学としてもてはやすセンチメンタリズムは、私はどうも理解しかねるのです。

それでも生き延び、生きながらえる方が難しいし、やりのけた人はすごい。
人間、生き延びてナンボ。

結局信之兄ちゃん、93歳まで生きたわけで、生き延びすぎ…とは言わないけど(苦笑)、隠居もさせてもらえず91歳まで現役だったというから、どれだけやりのけたのか。
どれだけ背負って生きたのか。
想像するだに、本当に重く、凄まじい人生だったろうなと思うのです。
…で、185cmのイケメン(くどい)。
燃えどころも萌えどころも多すぎるのです、静かに。

ちなみに真田宝物館、中にお金の返ってくるコインロッカーがあり、隣が観光案内所とレンタサイクルの貸出所です。
長野方面からのバス停が道一本隔てた裏に当たるので、観光拠点とするには便利です。
ただし開館17時までなので、荷物の引き取りは時間に注意。
展示内容は年に4回入れ替えなので、HPで確認。
今回見そこねた展示があるので、いずれまた行きますよ。