arT’vel -Review- : art × Travel/旅×アート レビュー

ライターKababon(旅行、旅行業、舞台芸術);旅と舞台(主にバレエ、音楽)についての覚え書き

【Photo】ザルツブルク2016 クリスマスマーケット(2):サウンドオブミュージックのロケ地もあるヘルブルン宮殿

ザルツブルク郊外、車で20~30分ほどのところにあるヘルブルン宮殿は、17世紀にザルツブルク大司教が、狩猟の館として建築しました。

映画『サウンドオブミュージック』のロケ地のひとつで、『もうすぐ17歳』を歌ったあずまやがあります。

これは結構感動的です(笑)

 

ここで開かれるクリスマスマーケットは、今年から有料となったそうです。

しかしチケットにはグリューワインの引換券も付いており、なによりやはり、屋台に並ぶ小物一つひとつがセンスが良くてかわいらしいのです。

のどかな都市郊外の宮殿で開かれるクリスマスマーケットとして、その雰囲気共々入場に値する市場です。

 

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【Photo】ザルツブルク2016 クリスマスマーケット(1):スパイスの香りでいっぱいのマーケットへ

モーツァルトの町としても知られるオーストリアザルツブルクのクリスマスマーケット。

ドーム広場を中心に、屋台がたくさん並びます。

ザルツブルクはクリスマス・リースにシナモンやアニスなど、スパイスを使うのが伝統なのだとか。

そのせいか、ザルツブルクのクリスマスマーケットはスパイスの香りが漂います。

 

 

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【Photo】インスッブルック2016 クリスマスマーケット

オーストリアの西の端、インスブルックの町で開かれるクリスマスマーケット。

チロルの山々に囲まれたコンパクトな町ながら、ハプスブルク家の都のひとつであったインスブルック

そのせいかどこか町には品があり、マーケットの品々にはチロルの山とともに暮らしてきた人々が作った、木の香りがただよう温かなグッズが並びます。

マリア・テレジア通りは年明けの1月6日までイルミネーションが見られます。

ぜひ足を運びたい町のひとつです。

 

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新国立劇場バレエ団「DANCE to the Future 2016 Autumn」:生かす場を与えてほしい、この才能

11月18、19、20日新国立劇場バレエ団「DANCE to the Future 2016 Autumn」に3日間行ってきました。

ダンサーがダンサーに振り付けた作品を発表する公演も今年が5回目。 はじめの頃に比べると振付家たちもレベルアップしているようですし、また今回は第三部に「即興(インプロビゼーション)」という初めての試みがありました。 この即興に興味津々で今回は3日間通ってしまったのですが、実に興味深く、総じて楽しい公演でした。

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新国立劇場バレエ団「ロメオとジュリエット」(2):呼吸ぴったりの奇跡のペア

新国立劇場バレエ団「ロメオとジュリエット」の米沢唯&ワディム・ムンタギロフ組を10月30日と11月5日千秋楽に観ました。 そもそも10月30日の回はロミオ役が井澤君だったのですが、怪我で降板。 急遽全日米沢&ワディム組となったものです。

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ワーグナー・イン・ブダペスト2017:企画はアダム・フィッシャー、「指輪」連日上演

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11月11日、ハンガリー大使館にて「ワーグナー・イン・ブダペスト2017」開催についての記者会見が行われました。 公式 http://wagnerinbudapest.hu/

登壇したのはなんと、世界のマエストロ、アダム・フィッシャー氏。 ハンガリー人であるマエストロ、現地表記でお名前を正確に記すなら「フィッシャー・アーダム」となりますが、ここでは慣れ親しんだアダム・フィッシャーでまいりたいと思います。

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新国立劇場バレエ団「ロメオとジュリエット」(1):女優小野絢子のすごさ

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10月29日、新国立劇場バレエ団シーズン初日、「ロメオとジュリエット」の初日、小野&福岡組で幕を開けました。

とにかく小野さんのジュリエットに圧倒され泣かされました。 正直前回公演の小野さんもすばらしかったけれど、舞台全体としてそれほど印象に深く残ってはいませんでした。 しかし今回の小野ジュリエットは、おそらく生涯忘れることはないのではないかというドラマ感、そして可憐なジュリエットでした。 2度目とあってもちろん深化していたのもありますが、やはり信頼を置くパートナーがいてこそ、安心して飛び込んでいけたのでしょうし、またあそこまでのびのびと、存分にジュリエットを生きられたのかと思います。

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