arT’vel -Review- : art × Travel/旅×アート レビュー

ライターKababon(旅行、旅行業、舞台芸術);旅と舞台(主にバレエ、音楽)についての覚え書き

フランス2011(3):本日アラミッツで銃士になりました(爆笑)

怒涛のボルドーのスケジュールが終わり、第2ラウンドのアキテーヌ南部日程に入ってます。
意外とまた時間がないです。

昨日ボルドーからポーを経由してオロロン・サントマリーへ。
泊まらせていただいたのはリシュリュー猊下も3度訪れたというお館。
今はホテル「Chateau de Lamothe」です。


実は昨年オープンしたばかり。
オーナーさんは日本語も少しでき、訪日&滞在経験もあり、日本を親身に理解しようとしていらっしゃる方です。
地震原発の話題も非常に冷静で、いわゆる欧州的な高みの見物視線/対岸の火事的視線やヒステリックさは全然なく、日本の情報も咀嚼したうえで、ある意味我々の立場に非常に近い視線で語っておられまして、かなり感動しました。
ここはお勧めです。

翌日はオロロン・サントマリー観光局の隣にいらっしゃるトレヴィル隊長の像の写真を撮って、「銃士の里」アラミッツへ向かいました。
アラミッツって、つまりは「三銃士」のアラミスのモデルになった方(!!!)の領地で、お屋敷跡…といっても門だけが残っているんですが。

そこでいきなり銃士がお出迎えしてくれて、超興奮でございました。


アラミッツ村周辺のバレトスという地域の銃士協会の方々です。
銃士のお迎え&挨拶儀式「サリュSaluit」をしてくれた上、何やら銃士隊の一員に任命されましたよ。
すごいサービス!というか、心意気に感激です。
証明書ももらったよ(笑)


なんか某ゲームの「英雄の証明」を思い出さないでもないですが、ちゃんと現地の協会長さんが認めてくれたものだから、これでいいのだ(笑)

このアラミッツ村はピレネーの谷間にある村で、ここからトレッキングコースがいくつかあるので、散策。
山…というか丘から眺めた村とピレネー山脈はホントにキレイです。


今でさえこんなに田舎なんだから、17世紀当時を思うと、銃士たちってのはホントに田舎者であったねぇ(笑)
我物顔でパリを闊歩して、でもってもともと血の気の多い連中だから、そりゃあ「決闘禁止」とか言われるだろうさ。
いやいや、改めてゆかりの地を訪れると、いろいろ妄想してしまいます(笑)